SQLの標準化
SQLはもともとRDBMSベンダー毎に独自実装されていたが、1986年のANSIの標準化から始まり複数回の標準化が行われている。
しかし、標準化の遅れ、市場の拡大、既に独自構文を使用しているユーザへの互換性の維持等の理由により各RDBMSベンダー毎の対応度はバラバラ。
以下に代表的な標準化規格と代表的な改訂内容を示す。
SQL86(1986年)
別名SQL87。ANSIによって策定された最初の標準化規格。
87年にISOにより批准(つまり同意、確認)された。
DML、COBOL,FORTRAN,PL/Iへの埋め込みSQL仕様の策定。
SQL/PSM(1996年)
ストアドプロシージャ(DB側に一連の処理を登録し、通信回数の削減、処理の効率化を図る機能)の対応。